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優良乗務員表彰式を開く
兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)は10月31日、生田神社会館で令和元年度優良従業員表彰を開き、20年表彰の有村勝則、安田雄一両氏(以上、阪急タクシー)、10年表彰の嶋田正考氏(神戸相互タクシー)ら11名、篤行表彰の千葉慶子氏(阪急タクシー)、運行管理者の南勝也氏(阪急タクシー)、一般表彰の豊島義春氏(和光タクシー)ら39名が表彰され、吉川会長から各部門の代表者に表彰状と記念品を贈った。

表彰式は平尾文一副会長の「公共交通としてのタクシーの役割を広く認識していただき、交通事故防止に最大限の努力をしており、愛され親しまれるタクシーを目指している。表彰された皆様は、受賞を心の糧として、業務向上に努めて下さい」との開式の辞で始まった。成川邦彦は総務委員長の選考経過を報告、「受賞者に贈る優良乗務員証を掲出して、名誉と誇りを持って一層の努力をお願いします」と称え、期待を込めた。

吉川会長は「乗務員減少、利用者の激減のなか、神戸阪神間では2回の減車をして適正化に努めているが厳しい現状にある。タクシー輸送はなんと言っても安全安心。協会は愛されるタクシーとして、労使で、ワンチームで今後も取り組む」と業界の活性化に協力をもとめた。

来賓の祝辞で松崎義廣・兵庫陸運部長は「最大の使命である安全、安心を実践され敬意を表します。今後も地域の顔として、他の模範として活躍して下さい」と。また中田博・兵庫県警交通企画課調整官は「人との出合いを大切にしてほしい」と述べ、兵庫労働局の後藤誠・労働基準部主任監察監督官は、働き方改革への取組支援、長時間労働への抑制等、畑中敬良局長の祝辞を代読した。

受賞者を代表して豊島義春氏(和光タクシー)が謝辞を述べ、五十嵐一俊副会長の閉式の辞で終了した。