自動車ニュース
安全性のアピール他、インセンティブ 付与による利点を周知
令和元年度安全性評価事業(Gマーク)説明会
5 月15 日、兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は、トラック総合会館で令和元年度安全性評価事業(Gマーク)説明会を行った。新規申請・更新申請の案内や書類の作成方法、安全性に対する取り組みの積極性の判断基準や運輸安全マネジメントに対する取組状況の判断基準について説明した。
説明会の開催にあたり主催者側から「現状、昨年末の12月時点では、全23,343事業所の内、29.6%約3割がGマークを所得している。兵庫県下においても、約3割となる事業所が認可を受けている」とGマークの認定状況について説明した。
Gマークは利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくするための環境整備を図るための事業。事業者の安全を正当に評価し、認定し、公表する「安全性優良事業所」認定制度と概要についても紹介した。
Gマークの認定は利用者に対して安全性をアピールできるだけではなく、インセンティブ付与により、違反点数の消去、補助条件が緩和されたり、全日本トラック協会からの助成が優遇されたり、保険料の割引が受けれるなどの様々な利点がある。その後、申請書類の作成方法や、Gマークの認定までの流れについて説明があった。判断基準や注意事項が複雑かつ細分化されているため、案内に沿った慎重な申請を求めた。