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15社40人の乗務員を表彰 |
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第30回タクシーマナー向上推進会議 大阪タクシーセンター(藤原敏正会長)は5月16日、プリムローズ大阪で第17回優良運転者表彰式を開催し、後藤久男氏(池田タクシー) ら15社40人の乗務員を表彰した。 藤原敏正会長は、「本日受賞されました皆様は、特殊詐欺事件の被害を未然に防 いだ事により感謝状を受けた方、親切・善行など心のこもった接客サービスを提供したことにより、お客様から感謝をされた方々。時代は平成から令和に移り、今まさに新たな時代を迎えようとしている。タクシー事業者、運転者の評価制度が創設されることとなる。(この制度は) タクシー事業の適正化を図り、輸送の安全および事業者理念の確保に資することを目的とし、接客サービスや安全運行管理、経営姿勢についての取組状況を総合評価し、優良事業者、および運転者の認定をするもの。私どもは評価制度の運営に積極的に参画する。皆様方の常日頃の努力が評価全体の底上げになると大いに期待している」と挨拶。 栗原弥生・近畿運輸局自動車交通部長は、来賓祝辞で「タクシーは、車内という 狭い空間の中では運転者一人ひとりがサービスの提供者で、その評価がタクシーという事業の評価に直結している。受賞理由で、心温まる気配りや心遣い、感謝の気持ちを頂いた方、あるいは、お客様との会話の中で特殊詐欺に気づかれて被害を未然に防止された方など、公共交通機関としてのサービスとは何なのかを改めて考えさせられた。利用者から選ばれるサービスの積み重ねをしていただくことが、必ずや業界全体を良い方向へと導いていただけると確信している」と述べた。 中網健治・大阪府警察本部交通部交通総務課長は、「今回受賞されました方は、 親切かつ丁寧な対応で乗客の皆様から感謝され、紛失物の届出などにご尽力頂いた方、そして高齢者の詐欺被害の未然防止に貢献された方などもおり、警察としても大変心強く感じている。引き続き模範となっていただきたい」と期待を述べた。 坂本栄二・大阪タクシー協会会長は、「業界を取り巻く環境は依然として厳しいものがあるが、G20やラグビーワールドカップなど国際イベントも目白押しで、絶好のチャンスと考えている。24年振りの運賃改訂の要請については業界をあげて尽力している。公共交通機関の一員として、常に交通安全に努め、心のこもったおもてなしサービスを発揮していくことで『タクシーに乗ってよかったな』と思ってもらえるように、皆さま方の活躍に期待している」と乗務員を激励した。 受賞した運転者40人は以下のとおり。(※敬称略、社名五十音順) 後藤久男、吉川壽光(以上、池田タクシー)、山本真紀男(金星タクシー)、安宅正司、大森宏、岸本桂介、高津吉之、左川孝一、島田幹士、白井彦次、竹中一郎、徳山直樹、戸高憲司(※1) 、中瀬清員(以上、国際興業大阪)、藤田寿(堺相互タクシー)、糸数司(堺日本交通)、浦田清、𠮷田昇(以上、商都交通)、日下部浩明(高槻交通)、藤原利吉(日本交通)、小坂井一夫、野口陽子(以上、日本交通大阪)、金沢徳明、時田大輔、宮西敏、矢野典義(以上、日本タクシー)、足立正成、岡本忠弘、後藤巨史、新崎彰宏(※2)、徳田耕二(※3)、永田浩樹、橋本和之、藤木香世、山井裕(以上、阪急タクシー)、藤原昌(三国相互タクシー)、今橋邦之(今橋タクシー)、鈴木盛和(すずきタクシー)、鉄山守(まもるタクシー)、松原広孝(松原タクシー) ※1 「高」は正確にははしごだか ※2 「崎」は正確には異字体 ※3 「徳」は正確には異字体 |