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物流業界へ漕ぎ出す新入社員を激励 (株)上組 関西地区入社式
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4月1日、(株)上組の平成31年度関西地区入社式が神戸市中央区の本社で行われた。全国で112名(男性80名・女性32名)が入社し、本社にはその内62名が入社した。

深井義博社長は、「国内では神戸港でバイオマス発電燃料のサイロ保管・輸送業務の締結、また川崎汽船(株)の港湾運送事業子会社3社との共同持株会社の設立など横断的営業の実践を掲げ、顧客ニーズにマッチした施設・サービスの拡充に努めている。国外においては、ミャンマー・ティラワ地区の港湾ターミナル運営権取得や、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビの現地法人設立など、新たな物流ネットワークの構築を推し進めている」と同社の国内外での取り組みを説明。「みなさんが当社で活躍していくには、まず現場を知ること。当社は現場力をもって、慶応3年(1867年)から150年におよぶ歴史を築き上げてきた。これまで培ってきた実績やノウハウ、その礎は最前線である現場にある。先人の教えと若く柔軟な発想力が掛け合わされることが当社のさらなる発展に寄与する」と新入社員たちへ大きな期待を寄せた。

新入社員を代表して利光大樹さんは、「まず当社の核となる現場力を身に着け、広い視野を持ち、変化を前向きにとらえることを目指します。職場に新たな風を吹かせることのできる社員となるべく、決意を新たにしているところ」と答辞を述べた。また、「今年の社長指針である『横断的営業の実践』、『効率化によるワークライフバランスの充実』、『法令遵守と安全は企業の要』を念頭におき、会社から求められる人材となるよう、あふれる若さを武器に、挑戦者として日々の職務にまい進していく所存」と決意を新たにした。