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近畿運輸局、運賃改定審査の開始
近畿運輸局は先ごろ、昨年11月から今年2月にかけて、大阪地区、神戸・阪神間地区、大津市地区、滋賀北部地区における法人タクシー事業者の保有車両数70%を超えた事業者から運賃改定申請があったことから、運賃改定審査の開始を決めた。

今後運賃改定の審査手続きを経て、本年8月を目途に新運賃の上限、下限を公表する予定。各地区の申請状況は以下のとおり。

【大阪地区】申請率88.38%
・現在の中型車・小型車の区分を廃止し、普通車に統合(166者)
・普通車(普通車に統合しない申請は中型車)の運賃(1)初乗距離 1.1km~2.0km(現行2.0km)(2)初乗運賃 450円~800円(現行上限運賃 中型車680円)
・平均改定率12.27%

【神戸・阪神間地区】申請率84.45%
・現在の中型車・小型車の区分を廃止し、普通車に統合(67者)
・普通車(普通車に統合しない申請は中型車)の運賃(1)初乗距離 1.1km~1.8km(現行1.8km)(2)初乗運賃 440円~700円(現行上限運賃 中型車680円)
・平均改定率12.01%

【大津市地区】申請率88.61%
・普通車の運賃(1)初乗距離 1.2km(現行1.3km)(2)初乗運賃 500円(現行上限運賃 530円)
・平均改定率 14.59%

【滋賀北部地区】申請率89.77%
・普通車の運賃(1)初乗距離 1.1km(現行1.2km)(2)初乗運賃 500円(現行上限運賃 530円)
・平均改定率 13.77%