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台風21号で車両共済は赤字も、対人対物共済の利益で黒字確保 |
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第3回理事会 兵庫県交通共済協同組合(北野穣理事長)は3月28日、兵ト協会館で、第3回理事会を開き出資契約及び事故受理状況、2月末収支状況(決算)、新規加入について審議、いずれも承認した。 北野理事長は「台風21号による契約車両の水害で、車両共済は補償増大で大きく赤字となった。しかし他の対人、対物等の共済が利益となり、何とか今期も黒字で良い数字が出た」と引き続き事故防止への協力を訴えた。 契約はすべて前年より増加、また事故件数で対人死亡4件、6人の前年増加で、5件7人となった。車両も91台の増となった。 収支は2月末で、収益32億1千373万余円、費用31億8千810万余円で利益(税引前)2千566万余円を見込んだ。内訳は対人共済7千424万円、搭乗傷害567万円、対物共済3千630万円の利益で、車両共済は1億2千406万円の赤字となった。3月末決算の見通しについて事務局は「費用の方は確定しており、2月末収支より好転する」と見込んだ。 事故防止対策として磯本昌史常務理事から「個別講習会は48回、929人が今期は受講した。しかし人数が減っている。普通1時間程度だが、20分〜30分程度でも良いので、各理事で開催を検討してほしい」と要請した。第4回理事会は5月27日(日)、総代会は6月14日(金)に決定した。 |