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堀口理事長再選 「電装業界の生き残り、ここ数年が分かれ道」
兵庫県自動車電装品整備商工組合(堀口靖晃理事長)は4月14日、姫路キャッスルホテルで第48回通常総会を開催した。平成30年度事業・行事および収支決算を報告、また2019年度事業計画および同予算を審議し、いずれも原案通り承認した。

堀口理事長は開会のあいさつで、「100年に一度の大変革期と言われる自動車業界で、われわれ電装業界がどうやって生き残っていくのか。ここ数年が本当の分かれ道になる」と決意を語り、組合員の積極的な意見を求めた。

今総会では役員改選が行われた。推薦方式で14名の理事、2名の監事を選出し、理事長に堀口靖晃氏(株式会社飾磨電装)、副理事長に瀧本定正氏(有限会社大倉山電気)と青木貴志氏(関西電装機器株式会社)、専務理事に越智敏雄氏(山手電機工業株式会社)、会計に前田征典氏(兵庫古河電装株式会社)をそれぞれ選任した。

2019年度事業計画では(1)講習会の開催(2)情報誌「AESひょうご」の発行(3)地区会の開催(4)関係団体との連携強化(5)電整連への積極的な参加(6)親睦会の開催(7)次世代部会の開催(8)新規組合員加入促進、の8項目を実施するとした。この内講習会については、ハイブリッドカーやEVの普及を踏まえ、運転支援や自動運転などの技術講習会を近畿他府県の電装品組合と共同で開催する方針。

総会後は社会保険労務士の久世直子氏が登壇し、「会社も社員も活き活きできる助成金の活用方法」と題した講演を行い、種々の助成金を活用して、働き方改革を効果的に進める手法について語った。

なお正副会長・専務理事および会計以外の新役員は次の各氏。

▽理事=瓶内侃(株式会社カメウチ)、松園恭和(電装兵庫株式会社)、藤澤隆治(大開電気株式会社)、奥本剛(神有デンソー株式会社)、長谷川拓哉(播磨電工株式会社)、井岡希昭(株式会社豊洋商会)、山本周作(山本産業株式会社)、光岡一郎(カメウチ電装株式会社)、村岡盛夫(多紀デンソー株式会社)▽監事=田中学(平野電装)、明神利作(株式会社加古川バッテリー)