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兵庫県高速道路交通安全協議会ー平成31年度通常総会
新名神延伸で活動の重要性高まる

兵庫県高速道路交通安全協議会(瀧川博司会長)は2月20日楠公会館で、平成31年度通常総会を開き、31年度事業計画、同予算を原案どおり承認した。

総会に先立って感謝状の贈呈があり、交通安全活動優良事業所として、株式会社三共運輸(谷田秀樹代表取締役)、大西組運輸有限会社二見営業所(大西範行代表)、大倉加工株式会社(伊南晋一代表取締役)、神戸マッチ株式会社(嵯峨山真史代表取締役)、千刈興業株式会社千刈カンツリー倶楽部(平井豊支配人)、ポート産業株式会社(長谷一俊代表取締役)の6社に、交通安全活動功労者として、布谷孝志(スバル興業株式会社関西支社)、山本仁樹(高速道路交通警察隊)、児玉晃(同)、吉村寿一(同)、新宮実(同)、原和生(同)の6氏に瀧川会長から一人ひとりに手渡された。

瀧川会長は、平素より交通事故防止活動に功労ある方々に対して感謝状を贈った事業所、個人へその功績に対する感謝を述べ、引き続き協力を要請した後、「県下の高速道路は、昨年3月新名神が神戸ICに延伸、総キロ691kmと全国2位になった。高速道路は本県の基幹道路網となり、安全で快適に利用できることが不可欠です。ますます当協議会の各種交通安全活動の重要性が高くなっている。昨年サービスエリアで計53回のキャンペーンをはじめ、1年を通じて交通安全活動を展開した。しかし社会的関心の高い『あおり運転』や速度超過による重大事故も発生しました。今後も警察、関係機関、各団体の力をあおぎ、高速道路での事故が1件でも少なくなるよう存在感のある活動を推進して参りたい」と挨拶。

来賓祝辞で成久博康・兵庫陸運部長は「事業用自動車では総合安全プラン2020により事故防止に努めているところです。いかに先進技術があっても自動車の整備・点検による安全・安心の確保は不可欠です。皆様の一層のご協力をお願いします」と。また塚本直・高速道路交通隊長は「県下の高速道路での死者は12名と昨年より3名増です。『あおり運転』、『逆走』、『落下物』があり、高速隊190名が、日夜頑張っておりますが、みなさまの協力を引き続きお願いしたい」と祝辞を述べた。