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年末・年始に向け事故と災害防止を呼びかけるー兵ト協 (2/2) |
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日高聡・兵庫陸運部陸運技術専門官は「交通事故防止に係わる最近の運輸行政の動きについて」を題に語った。同氏は「事業用総合安全プラン2009を見直しプラン2020を策定、平成32年までに死者235人、事故件数23,100件以下、飲酒ゼロが目標。プラン2020の基本軸は行政、事業者、利用者が連携した安全トライアングルの構築であり、重要施策は、(1)行政、事業者、利用者の安全トライアングル構築、(2)飲酒等悪質な法令違反の根絶、(3)自動運転をはじめとする新技術の開発・利用・普及促進、(4)高齢者の事故防止、(5)特徴的な事故等への対応、(6)道路交通環境の改善−です」と述べた。また、自動車運送事業者における脳血管疾患対策ガイドラインについても解説した。 妹尾裕治・兵庫労働局労働基準部安全課長は「トラック運送業における働き方改革・労働災害防止について」と題して講演。現在、兵庫緊急死亡労働災害根絶運動実施中(2018.11.15〜2019.01.31)であることや、経営トップから現場にいたるまでの事業者の実施事項、また働き方改革を推進するための関係法律等を解説した。 続いて「追突事故防止、安全確認の徹底、過労事故防止、長時間労働の是正、墜落・転落事故防止、確実な安全点検」を重点項目とする大会宣言を、黒田智也・兵ト協青年部協議会会長が朗読、参加者全員これに続き唱和して採択した。 最後に、藤原康雄副会長の閉会の辞で終了した。 |