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八木近運局長、兵庫県自動車関係団体との懇談会 (2/2) |
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福永征秀・兵庫県トラック協会長は「取引環境・労働時間改善協議会の開始から4年が経ち、一定の目処がついてきた。附帯事業に対する料金を荷主に交渉することが可能になった。労働時間は、あと5年ほどすれば上限960時間を守らないといけない。荷主との交渉により働き方にもよい変化をもたらしたい」と現状と今後に向けた展望について述べた。 橋本一豊・兵庫県自動車整備振興会長は「整備士の職業紹介フェアをした。高校生66名に参加いただいた。近年、整備士を目指す若者の数が減少し、高年齢化が進んでいる。改善に向けて取り組みたい」と課題を述べた。 西川博之・日本自動車連盟支部長は「台風21号により、県から508件の救護の要請があった。JAFの会員とドライブユーザー、道の駅とも連携して県下の各地域の魅力を伝え、地域の活性化につなげていきたい」と述べた。その他、出席の団体長から現状、課題について報告があった。 最後に八木局長から、「バスは路線の維持が基本。適正化センターにおいては、元の状態に戻ることのないようにしていきたい。タクシーのライドシェアについては、従来どおり慎重な対応を行っていきたい。トラックについて、荷主との関係が少しずついい方向に動いている。これをきっかけとして労働時間の問題など、業界が好転していくことを期待している。整備は人手不足が最も如実。東南アジアの人材を日本に呼んでくるなど、できる限りの対応を自治体などと連携して行う」と述べた。 |