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サービス向上へ設立70周年を新たな飛躍の一歩に 大バス協 (1/2)
設立70周年記念式典開く

大阪バス協会(桝元政明会長)は9月25日、シェトラン都ホテルで設立70周年記念式典を開催した。

桝元会長は冒頭挨拶で、「戦後間もない昭和22年、当時の自動車交通事業法が廃止され、新たに施行された第一次の道路運送法に伴い、任意団体の大阪バス協会として誕生した。発足当時の会員数は乗合バス事業者11社で、現在では118社となっている」と協会の歩みを振り返った。近年のバス事業については「軽井沢スキーバス事故を踏まえた安全性向上施策、オリンピック・パラリンピックを踏まえた改正バリアフリー法への対応、インバウンド振興への受け入れ環境の整備、そしてバス事業における働き方改革への取り組みなど、喫緊の課題が山積している。本年を新たな飛躍の一歩と位置付け、今後も国民の期待に応えうるバスサービスの提供に最善の努力を尽くしていく所存」と語った。

来賓祝辞で、八木一夫・近畿運輸局長は、「これから大阪はG20サミット、ラグビーワールドカップ、また誘致中の万国博覧会などメガイベントを経験することで、(良い方向へ)変わっていくと期待されており、交通事業に対する期待も大きい。地域と共に新しいバス事業を展開していただきたい」と語り、期待を寄せた。その他、綿貫直・大阪労働局労働基準部監督課長、馬場正俊・大阪府商工労働部中小企業支援室経営支援課長(松井府知事の祝辞代読)、竹内広行・大阪府警察本部交通部交通総務課長、船戸裕司・日本バス協会常務理事が祝辞を述べた。