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対人賠償共済の契約台数、順調に推移ー交通共済協組事故防止委 (1/2)
兵庫県交通共済協同組合は7月24日、第一回事故防止委員会(中川道明委員長)を開いた。

中川委員長は冒頭のあいさつで、今月発生した西日本豪雨災害について触れた。俳人で物理学者でもある故寺田寅彦氏の言葉を引用し「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向がある。(中略)被災地の1日も早い復旧をお祈りする」と述べ、委員会の開会を宣言した。

まず出資契約及び事故受付状況について報告した。契約状況に関しては、特に対人賠償において、4月から6月までの3カ月で12,300台となった。前年の同時期に比べて5台減少しているものの、目標としている12,400台に向け順調に推移しているという。一方、事故受付状況に関しては、今年度初め死者数ゼロを究極の目標として掲げていたものの、5月18日に対人の死亡事故が一件発生した。