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人手不足が依然、課題にー兵ト協総務委 (1/2) |
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兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は、8月2日、第2回総務委員会を開いた。急用で欠席した櫻井光男委員長に代わって、濱田長伸副委員長(※)が挨拶し、「人手不足問題については、協会でも対策委員を設置して議論していただいている。働き方改革で人手不足に加えて労働時間を短縮することが求められ、相反する取り組みをしていかないといけない。いろいろな問題が山積しているので、皆さまの知恵を借りながら業界を発展させていく必要がある」と述べた。 次に、今年6月に成立し、7月に公布された「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」の概要について説明があった。労働基準法の労働時間については、月45時間、年360時間が原則で、特別な事情がある場合は年720時間、単月100時間未満(休日労働含む)、複数月平均80時間(休日労働含む)を限度に設定されている。自動車運転業務については長時間労働の実態があるため、時間外労働の上限規制(年960時間)について、2024年の4月までの特例適用の間は、改善基準告示の見直しを行うなど必要な施策の検討が進められる。また、法律とは別枠で全日本トラック協会が策定している「トラック運送業界の働き方改革実現に向けたアクションプラン」についても改めて説明があった。 ※「濱」は正しくは異体字。 |