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「不断の努力の賜物」で 今期も1億以上の利益ー交通共済協組
兵庫県交通共済共同組合(北野穰理事長)は5月21日、第1回理事会を開き、29年度決算、30年事業計画、予算を決め、6月12日開催の総代会に提案する。

冒頭あいさつで北野理事長は「先ほど開催された正副理事長会議でも議題にあがったが、本年は共済の成績が非常に良いです。会員の皆様の不断の努力、社員教育のおかげだと深く感謝申し上げます」とした。

決算は収益36億3千52万円で、費用は34億6千134万2千円となり、当期利益は1億6千917万7千円、税引後の純利益は1億4千167万7千円となった。内訳は、対人共済は439万2千円の利益、搭乗者傷害は607万2千円の利益、対物9千323万円の利益、車両2千824万7千円の利益となり、自賠責は利益なし。

当期未処分剰余金を1億4千348万8千円、組合積立金取崩額を2千万円とし、剰余金処分額は教育情報費用繰越に2千万円、組合積立金に7千万円、出資配当に154万2千円、利用分量配当に7千14万1千円として次期繰越金を180万円とした。30年度予算は経常収入を35億8千739万5千円、費用34億6千999万7千円として、1億1千739万7千円の利益を見込む。

30年度の事業計画案の中で事務局は、平成30年度の数値目標値として死者数ゼロを究極の目標として掲げていたが、今月18日に西宮市で起きた死亡事故を受け、目標値を1人に変更するとした。