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各モードが連携し神戸の活性化を (2/2) |
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――「働く町」としての神戸について 昨年神戸港のコンテナ取扱量が震災前の水準を超え、過去最高となったと一方、ドライバー不足等に起因する年末の宅配遅延や年度末の引っ越し難など、基幹物流で問題が顕在化している。こうした現状を踏まえ、物流の効率化に取り組んできた。効率化は陸上交通だけで対応できるものでなく、海上交通・倉庫業など各モードが連携して取り組んでいく必要がある。 ――公共交通への取り組みは 兵庫県も全国的な傾向と同様に、中山間地域などで人口が減少している状況だ。市民の最後の足としての公共交通の確保が課題。地域利用のみならず観光の二次交通、地域物流の確保という観点からも、貨客混載の促進をはじめとした各施策を推し進めていきたい。 ――最後に一言 国民の安全・安心に係る課題の解決、観光を含む海事産業・陸上交通・倉庫業の活性化を通じ、神戸・兵庫県の発展に貢献できるよう邁進したい。 吉田部長の会見の後、松浦茂樹 総務企画部長(新任)、鵜山久 海事振興部長(新任)、小濱照彦 海上安全環境部長、成久博康 兵庫陸運部長(新任)、石定正則 総務企画部次長(兼企画推進本部長)の幹部紹介を行い、閉会となった。 吉田正彦 神戸運輸監理部長 略歴 (生年月日) 昭和37年2月9日(56歳) (出 身 地) 富山県 (学 歴) 京都大学工学部物理工学科 卒 (略 歴) 昭和59年4月 運輸省入省(神戸海運局船舶部船舶検査官) 平成13年4月 日本貿易振興会ニューヨーク・センター(舶用機械担当) 平成16年7月 海事局企画課技術企画官 平成17年4月 海事局造船課次世代船舶事業推進企画官 平成20年4月 独立行政法人海上技術安全研究所温室効果ガス対策プロジェクトチームリーダー 平成23年5月 海事局船舶産業課舟艇室長 平成24年7月 総合政策局技術政策課長 平成28年4月 中国運輸局次長 平成30年4月 神戸運輸監理部長(現職) |