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381名が次なる進路へートヨタ神戸自動車大学校卒業式
3月23日、専門学校トヨタ神戸自動車大学校(神戸市西区)で、平成29年度卒業式が行われ、高度自動車科第14期生74名、自動車整備科第24期生307名が新たな進路へと進んだ。

前川眞基理事長は「自動車整備科の皆精勤率は78.2%、高度自動車科は77%と、歴代でもトップクラスの高さ。皆さんの頑張りに敬意を表したい。明日からも向上心を持ち、更にどん欲に学び続けてほしい。EV、自動運転、AIなど大変革期の中で学ぶことは無限にあることを再認識し、引き続き研鑽に努めてほしい」と祝辞を述べた。

来賓を代表し、西村卓也・ネッツトヨタ兵庫(株)代表取締役社長は「たくさんの壁を乗り越える努力を続け、これからも人として大きく成長を続けてもらいたい。また、時代や技術の変化をキャッチし適格に対応することで、21世紀の日本の経済、日本のモビリティを皆さんの手で支えていただきたい」と挨拶した。その他、井戸敏三・兵庫県知事、豊田章男・トヨタ自動車(株)取締役社長、久恒兼孝・トヨタ自動車販売店協会理事長らの祝電が披露された。

つづいて、精勤賞(準皆勤)、皆勤賞と実習・学科試験において優秀な成績を修めた学生に贈られる優秀賞の表彰が行われた。最後に、学業や技術はもとより、人間的にも優秀だったとして、高度自動車科・石上貴登さん、自動車整備科・水川聖那さんに理事長賞が贈られた。

卒業生からの言葉として、今後の決意表明と、教員一人ひとり、両親への感謝の言葉が述べられ、閉式となった。高度自動車科からは37名、自動車整備科からは240名がトヨタ販売店へ、その他はトヨタ関連企業や他メーカー系販売会社などへ就職し、4月からの新たな社会人生活に臨む。