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環境対策委員会 ー 兵庫県トラック協会
兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は2月27日、第2回環境対策委員会(堀秀夫委員長)を開いた。

堀委員長(和歌山運送)は、冒頭「環境委員会は業務効率化を図る一旦を担うものと考えている。EVの導入や自動化によってコスト削減を果たし、結果環境を良くするができる。ただ排ガス規制だけを考えるのではなく、如何に効率化を図るかという前提に立ち取り組んでいく必要がある」と述べた。

平成29年度の中間事業報告では、環境対応車導入促進の実績について触れ、今年度はCNG車3台、ハイブリッド車39台、クリーンディーゼル車830台に対し、購入・リースに係る費用の一部を助成したことを報告した。そのほかグリーン経営の取り組み支援については、25事業所(新規1、更新24)に認証取得費用の助成を行ったと報告した。また昨年11月に実施したエコドライブ運動で126社1903名から集計したアンケート結果について報告し、「エンジンをかけたらすぐ出発するようにしている」項目で「80%以上出来た」との回答が50.3%に留まり、全14項目の中で最も低い結果となった。

平成30年度事業計画は、昨年度の事業と同様、(1)環境対応車導入促進及び最新規制適合車への代替促進、(2)エコドライブの促進、(3)グリーン経営等の認証取得の促進などを柱とした案が諮られ、承認された。

最後に、黒田トオル副委員長(黒田運輸)は「一事業者で難しいことも、委員会・協会へ要望を出すなど、利用できるものは奮って利用して、環境を少しでも良くするよう取り組んでいってほしい」と述べ、閉会した。