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夢の実現へ342人入学、トヨタ神戸自動車大学校 |
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トヨタ神戸自動車大学校は4月6日、2年制の「自動車整備科」275人(うち女子5人)、4年制の「高度自動車科」67人(3人)の入学式が大勢の来賓や父母らが見守る中で行われた。 また自動車整備科から高度自動車科3年生へ13人が編入した。内山田竹志理事長(トヨタ取締役副社長)は「世界的な経済危機に我が国の自動車産業も未曾有の危機に遭っている。しかし、これまでも先輩方は幾多の危機を乗り越え成長してきた。今回もトヨタは英知を結集し克服する。自動車が生まれて100年。新車販売は少子化で下がっているが7千600万台ものボリュームがあり、それを力強く支えているのは国家資格を持った30万人の整備士だ。安全を守る重要性は今後も変わらない。皆さんに豊田佐吉の言葉『障子を開けてみよ、世界は広いぞ』を贈ります」。武藤雅夫校長は「入学も卒業も難しい当校に入られたことに自信を持って下さい。当校はすべて自動車のプロになるための勉強。点検整備する力、安心し満足して車を利用していただく力を養い、車の状態を知って説明するビジネスマナーも得てもらう。一つだけ約束してほしい。それは、試験があるから勉強するのではなく、プロになる力を自身に持つために勉強してほしい。必ずや勉強が楽しくなる。そして自分の将来の夢を実現する力をここでつけてほしい。学校と先生方は強力にバックアップする」。 |