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兵庫県交通共済協同組合 第1回事故防止委員会開く
兵庫県交通共済協同組合は7月19日、兵庫県トラック総合会館2階特別会議室で第1回事故防止委員会(中川道明委員長)を行った。冒頭、挨拶で中川委員長は「昨年の交通事故死者数は3905名だったが、今年は4割減っている。やればできる。協力して一人でも事故がなくなるようにしていただきたい」と述べた。

挨拶の後、出資契約及び事故受付状況について、報告があった。出資契約状況については、対人と対物の契約社数は減少しているものの、契約台数はそれぞれ増加。搭傷、車両、自賠責の契約については、契約社数、台数共に増加していると報告があった。事故受付状況は、対人傷害は前年度比6人減、搭乗者傷害についても2人減、一方で対物事故の件数は33件増、車両事故の件数は3件増だった。

次に、交通事故防止標語等について選考が行われた。組合員及び従業員とその家族から、標語は787点、体験記は3点、児童画は9点の応募があった。それぞれ選考が行われ、標語は「命より 大切ですか その携帯」と「気持ちよく 譲る心で 安全運転」の2作が入選。体験記は「ヒューマンエラーとの戦い」と「管理者としての事故防止対策につて」の2作が入選した。児童画では6年生の「つづけよう無事故無違反」が入選となった。

最後に、12年連続で行われている事故防止セミナーについて、神戸会場は9月9日に兵庫県トラック総合会館3階の大会議室で、姫路会場は12月2日に姫路自動車整備教育会館2階で行われることが報告された。今年度より新設の淡路会場でのセミナーについては、開催予定である10月14日の前日にトラック協会の事故防止セミナーがあることから、日程の変更を執行部に一任することとした。