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西村宗秦氏が優秀賞、全国大会へ
7月26日、ホテル京阪京橋において、第9回学科教習競技会の近畿地区大会が開かれた。指定自動車教習所における学科教習の充実及び教習指導員の学科教習指導能力の向上並びに教習要領等の研鑽を図ることを目的とし、近畿2府4県から集まった指導員が発表、競技を行った。

発表課題は「信号に従うこと」「人間の能力と運転」「死角と運転」の3つあり、この中から1つの課題に対して各選手が発表を行った。兵庫からは、西村宗秦氏(播磨自動車教習所)と早野吉男氏(兵庫県自動車学校西宮本校)が出場。西村氏は優秀賞、早野氏は奨励賞を受賞した。

優秀賞を受賞した西村氏と藤原健太氏(枚方自動車教習所)の2人は、10月17日に東京で開かれる全国学科教習競技大会に近畿地区代表として出場する。

猪野佳優氏(和歌山県指定自動車教習所協会会長)は「学科教習に則った内容で素晴らしかった。しかし、時間オーバーでの減点が多かった。内容を全て話そうとするのではなく、教習生の反応を見ながら発表を行なうなどの対応が必要。また、導入部分の研究をもっとすることで、より素晴らしい発表になると思う」と講評を述べた。