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上半期決算2億96万円余円の収益─交通共済協同組合理事会
兵庫県交通共済協同組合(北野穰理事長)は11月7日、第2回理事会を開き、平成28年度上半期(4月1日〜9月30日)の契約・事故受理状況、収支決算を審議、原案どおり承認した。

契約台数は、対物(175台増)、車両(136台増)、対人(122台増)などいずれも増加した。事故受理状況は、対人共済で2件2人が死亡(前年同期同数)、対物共済は2件増(607件)したが、対人傷害は134件191人(同18件53人減)車両は106件(同4件減)などと減少した。

上半期収支決済は、収益23億1千50万335円、費用21億953万6千675円で税引前利益は2億96万3千660円となった。好調な決算は荷動きの悪化と見る一方で、事故防止の取り組み成果との声もある。なお同共済協組は、10月26日、業務委員会(奥野澄雄委員長)を開催したが、今月から実施した「無事故トライ150運動」(1千819チーム参加。前年66チーム増)は年々申込みが増加しているものの、「楽しんで参加しているか」「事故の減少につながっているか」などの声が出て、見直し検討が議論された。従業員アンケートの実施等も視野に入れ、事務局で検討することとした。