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アウディ、「Audi A6」シリーズの装備、仕様を一部変更
アウディ は、プレミアムアッパーミディアムクラスのAudi A6 シリーズ の装備、仕様を一部変更し、10月20日より全国の正規ディーラーを通じて発売することを発表しました。

Audi A6は、アウディの伝統と哲学、そしてテクノロジーを凝縮した中核モデルであり、1968年に前身にあたるAudi 100の初代モデルが発売されて以来、48年の長きにわたって販売を継続しているブランドの最長寿モデルシリーズです。

7代目にあたる現行のAudi A6シリーズには、セダンとアバントの2種類のボディタイプの設定があります。マトリクスLEDヘッドライト、ダイナミックターンインディケーターの採用をはじめとし、エレガントで品質感のある内外装デザイン、アルミを多用した軽量ボディ、高効率なTFSIエンジンとSトロニック、quattro(クワトロ)フルタイム四輪駆動システム、さらには予防安全のためのアシスタンスシステムなど、アウディが独自開発した最新テクノロジーが搭載されています。

最新世代のquattro(クワトロ)フルタイム四輪駆動システムは、通常時には前後輪に40:60 とトルクを非対称に配分。路面状況によってその配分を前後70:30 - 15:85 の範囲内でダイナミックに制御することで、優れたトラクションと回頭性を両立しています。また、Audi ultraの軽量化技術を駆使したコンポジット構造のボディは、モノコックの20%以上にアルミを採用。さらにボンネット、フロントフェンダー、ドア、トランクリッドなどボディ中心から遠い部分にアルミを採用することで慣性モーメントを最小化させました。このボディは、アウディの伝統ともいえるエアロダイナミクスの面でもトップクラスのCd=0.26(セダン)を達成しています。

このたびの仕様変更では、エクステリアを中心に質感と存在感をさらに高めるためのリファインが施されています。従来はオプション設定されていたS lineエクステリアを標準の仕様としました。フロントバンパーでは従来一体型だったエアインレット部が3つに独立し、立体感が強調され、より力強くスポーティなデザインとなるとともに、サイドシル部をより拡幅し、ワイド&ローなスタイルを印象づけています。また、リアディフューザーデザインを変更することで高級感を演出しています。さらにS lineパッケージ装着車には、Audi S6と同デザインのシングルフレームグリルを採用、エアインレット部も新デザインとなりクロームの水平バーが備わります。