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『敬天愛人』をスローガンに 第34回合同例会を開催する (2/2) |
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平瀬氏は、銀行からの廃業勧告を乗り越え、共創・共育を実践した会社つくりの過程を紹介しながら、「人としての成長と技術力の成長は相関関係があると確信しています。社員を育てるのは上司の愛情・気持ち次第です。中小企業が一番大切にしなければならないのは社員の力です。それを伸ばすことが経営者の仕事だと思っています。社長の成長がなければ社員の成長はありません。社長の成長には、色々な会に所属し、そこで様々な経験をされるのが役立つはずです」と語った。 第2部の式典では、上田直樹・同会実行委員長が開会宣言を行ったのち、山本理事長が「自動車保有台数や新車販売台数、総整備売上も総じて減少に転じ、景気後退の局面に入っています。こういった難しい時代だからこそ、自動車青年会議所の存在意義が高まってきているのではないでしょうか。とるに足らない小さな行動でも、行動することで何かが変わってくると思います。行動こそ真実と言います。すべての人々に愛を届け、公明正大に行動することで信頼関係が生まれ、魅力ある経営者となり、事業が発展していくと思います」とあいさつした。 続いて、近青協各クラブや徳島県自動車整備振興会青年部などの友好団体による活動報告を行った。 兵庫県自動車青年会議所の活動報告では、山本理事長が本年度のスローガンである「Change!〜自己革新」について紹介し、「ピンチはチャンスと言われます。今こそ自己革新のチャンスであり、今までの仕事を見直す時期です」、「それには人間力をアップすることです。JMCや近青協に参加し、多くの人と出会い、学び、刺激を受け自分を変えてもらいたい」と呼びかけた。 次に、平井隆志・近畿運輸局自動車技術安全部長は「将来にわたって自動車業界が発展をしていくためには若い皆様方の力がなくてはなりません。自動車業界の為により大きな役割を果たして頂きたい。大きな期待を抱いています。自動車関係の市場はある一定の規模の中で競走し発展していくという、厳しい状況が続くのではないかと思います。自動車の平均使用年数は乗用車で11.68年、貨物で13.50年と過去最長を記録しています。車齢の高く入念な整備が必要となる車両が今後も増加していく傾向にあります。一方でハイブリット車など高度な技術を持った自動車が普及されつつあります。時代の変化にも迅速に対応する為には元気で明るく活気のある業界が必要です」と祝辞を述べた。 平瀬清・代表取締役 |