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日産「NISSAN GT-R NISMO」17年モデル発売 |
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日産自動車株式会社は25日、「NISSAN GT-R NISMO」*17年モデルを、同日より全国一斉に発売すると発表しました。 「NISSAN GT-R NISMO」は、日産のモータースポーツを担っているNISMOの数十年におよぶレーシングテクノロジーの蓄積をフィードバックし、レーシングカー譲りの究極のハイパフォーマンスを実現するためにファクトリーチューンを施したNISMOロードカーシリーズのフラッグシップモデルです。あらゆるデザインは機能を伴っているというレーシング哲学に則ったスタイリングを特徴とし、世界最高峰のGTレースや日本のSUPER GTをはじめとするモータースポーツ活動から学んだ数多くの技術を、空力性能、サスペンション、パワートレインなどに採り入れ、日常走行でもスポーツ走行でも通用するパフォーマンスを徹底して追及し、両立させています。 「NISSAN GT-R NISMO」17年モデルの概要は以下の通りです。 1.デザイン 「NISSAN GT-R NISMO」17年モデルは、「NISSAN GT-R」17年モデルと同様に新形状のフロントバンパーが特徴です。NISMO専用のカーボンファイバー製フロントバンパーは、カーボンファイバーシートを幾層にも重ねて精巧に作り上げることで理想的な強度を実現。カナード形状のデザインがもたらす空気の流れにより、ホイールハウス周辺の空気を吸引し、大きなダウンフォースを発生させています。日産ブランドのデザインシグネチャーであるVモーションを採用し、ダーククローム仕上げを施した新デザインのグリルは、開口部の拡大によりエンジンの冷却性能を向上させながらも、バンパーサイドの形状を最適化することで、従来の空気抵抗及びダウンフォースの維持を可能にしました。さらに、エンジンフードは、剛性の向上により超高速域での変形を抑制し、卓越した空力性能を実現しています。これらの改良により「NISSAN GT-R NISMO」はこれまでの日産車の中で最大のダウンフォースと、超高速域での優れた安定性を実現しています。 2.メカニズム さらに、「NISSAN GT-R NISMO」17年モデルは、走行性能も向上しています。標準モデルと同様、ボディ剛性の向上により、ショックアブソーバー・スプリング・スタビライザーそれぞれの突き詰めたセットアップが可能となり、接地性がよく、しなやかで正確に動くサスペンションを実現しています。「NISSAN GT-R」が採用しているBilstein DampTronicは、複数の車両情報システムを活用することで、路面状況や走行条件に対して適切なサスペンションの減衰力と、様々なドライビングシーンに応じた高レベルのコントロールを可能にするモード設定型電子制御式のショックアブソーバーです。今回、そのショックアブソーバーに、NISMO専用の特別なチューニングを施すことで、出力441kW(600PS)を誇る3.8リッターV6ツインターボエンジンのパワーを更にしっかりと路面に伝えることが可能となりました。 また、「NISSAN GT-R NISMO」のVR38DETTエンジンは、世界中のモータースポーツで培ってきたNISMOの経験と技術が生み出したものです。6速デュアルクラッチトランスミッションとともに、GT3選手権で使用する高流量、大口径のターボチャージャーを搭載するNISMO専用エンジンは、熟練した匠が専用のクリーンルームで一台一台精巧に組み立てます。エンジンのフロント部分に取り付けられたアルミプレートには「匠」の名前が刻まれています。 新型「NISSAN GT-R NISMO」は全体のバランスを今までより更に向上し、コーナーの多い山道でも、サーキットでのレース走行と同じように力強い走りを楽しめるクルマへと深化を遂げています。 希望小売価格(消費税込み) 駆動/4WD エンジン/VR38DETT グレード/GT-R NISMO ミッション/GR6型デュアルクラッチトランスミッション 18,700,200円〜 |