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平成27年度近畿運輸局自動車関係功労者表彰式行われる (1/2)
近畿運輸局は2月24日、大阪府合同庁舎第4号館で平成27年度近畿運輸局自動車関係功労者表彰式を開催した。式典は午前・午後の2回に分けて挙行された。午前の部では自動車交通部関係者(バス、タクシー、トラック、通運事業等関係者)が、午後の部では自動車技術安全部関係者(自動車販売、整備、自動車関連事業等関係者)が表彰された。

自動車交通部では、吉川紀興氏(西神交通)、小松俊博氏(日の丸運送)、原岡謙一氏(原岡運送店)、小松正春氏(神戸通運)、松田薫氏(神姫バス)、山本修太氏(神姫バス)ら88名が受賞。

天谷直昭・近畿運輸局長は「自動車運送事業においては安全確保が最重要だ。当局では運輸安全マネジメントと監査の着実な実施で、安全・安心の確保に全力を尽くしている。運送事業者の皆様に置かれても、今後も経験を活かして後進の指導にご尽力賜りたい」と挨拶。

坂本克己・近畿トラック協会会長は、来賓祝辞で「我々の仕事の重大さと大切さをご理解いただけた表彰である。自動車運送産業は労働集約型の最たるものだ。つまり人こそが財産。皆様のようなしっかりとした管理者を育成する熱意に感謝する。乗務員として一生懸命に仕事に取り組み、仕事に誇りを持って欲しい。自動車運送産業は人々の生活を守り、経済発展に貢献してきた。業界を取り巻く環境は変わろうとしているが、創意工夫で、新しいニーズを捉えていって欲しい」と述べた。

吉川紀興・西神交通(株)代表取締役は、受賞代表者謝辞で「厳しい事業環境下でも、タクシー事業の使命たる安心・安全の確保を徹底する姿勢には今後とも変わりはない。サービス向上に努め、多様化するニーズに応えて参る。環境対策などの社会的要請にも取り組む。今回の受賞をきっかけに、公共交通を補うものとしての責任を改めて肝に銘じる」と決意を新たにした。