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3シリーズにPHV車追加
ビー・エム・ダブリューは1月26日、「BMW 3シリーズ」のプラグイン・ハイブリッド・モデル「新型BMW 330e(サン・サン・マル・イー)」を、全国のBMW正規ディーラーで同日より注文の受付を開始すると発表しました。

エンジンは2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。ツインスクロール・ターボ・チャージャーに、高精度ダイレクト・インジェクション・システム、無段階可変バルブ・コントロール・システムのバルブトロニック、バリアブル・カムシャフト・コントロール・システムのダブルVANOSを組み合わせ、エンジン単体で最高出力135kW(184ps)/5,000rpm、および、最大トルク 290Nm(29.6kgm)/1,350-4,250rpmを発生します。

8速オートマチック・トランスミッションに組み込まれた高出力の電気モーターは、最高出力65kW(88ps)/2,500rpmを発揮し、停止状態からすぐに最大トルク250Nmを発生する。
バッテリー容量7.7 kWhの高電圧リチウムイオン・バッテリーを搭載し、時速120kmまでの速度域でゼロ・エミッション走行が可能(航続距離は最長36.8 kmまで)。

高電圧リチウムイオン・バッテリーをラゲージ・ルームの床下に格納することにより、ラゲージ・ルーム容量370ℓを確保しました。高電圧リチウムイオン・バッテリーは、EV専用充電コンセント(車両に付属の普通充電ケーブルを利用)、またはBMW iウォールボックス・ピュアから充電(200V/15A)することが可能で、約3時間で満充電となります。

電気モーターとガソリン・エンジンのオペレーション・モードを「eDriveボタン」で切り替えが可能。走行モードは「AUTO eDrive(電気モーターとガソリン・エンジンが最適なバランスで高効率に連動するデフォルトの走行モード。時速約80kmまではゼロ・エミッション走行が可能)」「MAX eDrive(時速120kmまでの速度域で、電気モーターの駆動力のみでゼロ・エミッション走行が可能。キック・ダウン操作によりエンジンが始動)」「SAVE Battery(バッテリーの充電量を減らさないように効率的な走行するとともにガソリン・エンジンによる発電を行う。現状のバッテリー残量の低減を抑え、バッテリーの充電量を最大50%まで増やすことが可能。ただし充電量50%以上の場合は残量を維持)」の3つから設定可能です。

○メーカー希望小売価格(消費税込み)
330e 5,540,000円〜