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Cクラスにディーゼルエンジン搭載車が登場
メルセデス・ベンツ日本は9月28日、クリーンディーゼルモデル「C 220 d(セダン/ステーションワゴン)」を発表しました。なお、発売は10月を予定しています。

メルセデス・ベンツのクリーンディーゼルエンジン搭載モデルは、排出ガスに尿素水溶液「AdBlue(アドブルー)」を噴射して化学反応(還元作用)を発生させ、有害な窒素酸化物(NOx)を大幅に削減する尿素SCR(Selective Catalytic Reduction:選択型触媒還元)ディーゼル排出ガス処理システム「BlueTEC」を採用し、世界で最も厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制に適合する優れた環境性能を実現しているとしています。

今回Cクラスのラインアップに追加となる「C 220 d AVANTGARDE」、「C 220 d Stationwagon AVANTGARDE」、「C 220 d Stationwagon Sports」、「C 220 d Stationwagon Sports (本革仕様)」の4モデルには、メルセデス最新の2.2リッター直列4気筒BlueTECエンジンを搭載しています。ピエゾインジェクターを用いた最新世代のコモンレールシステムや、大きさの異なる2基のターボチャージャーへの排気の流れを可変フラップにより制御することでターボラグを解消しながら必要なブースト圧を引き出す2ステージターボチャージャーなどのテクノロジーにより、最高出力170PS、最大トルク400Nmの力強い動力性能を実現しているとのことです。

トランスミッションは、Cクラスとして初めて9速オートマティックトランスミッション「9G-TRONIC」を採用しました。1つのギアが受け持つ速度域が狭くなるため変速ショックとエンジン回転数の上昇が抑えられます。

C 220 d AVANTGARDEは20.3km/L(JC08モード)、C 220 d Stationwagon AVANTGARDEが19.6km/L(JC08モード)とクラストップレベルの低燃費を実現しています。そして、今回追加となる4モデルすべてが新エコカー減税の優遇(重量税、取得税 免税)および自動車グリーン税制優遇措置(翌年度自動車税75%減税)の優遇をうけることができます。また、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金の対象となり、上限額2万円が交付されます。

○メーカー希望小売価格(消費税込み)
C 220 d AVANTGARDE 5,590,000円〜