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パナ、クルマ用タッチパネルの量産開始
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(以下、パナソニック)は8月6日、車室内のコックピットのデザイン性、パネルの操作性を向上する、カーナビゲーションシステム(以下、カーナビ)やディスプレイオーディオなどの表示画面に適した「静電容量方式 曲面タッチパネル」を量産すると発表しました。2015年9月より開始するとのことです。

スマートフォン、タブレットなどのモバイル端末に、軽快な操作性を実現する静電容量方式のタッチパネルが搭載され普及している中、カーナビやディスプレイオーディオにも同様の操作性が求められ、静電タッチパネルの採用が進みつつあります。また、自動車のコックピットのデザイン性が重視されつつあり、センターコンソールやインストルメントパネルにフィットする曲面タッチパネルへの要望も高まっています。さらに、タッチパネル単体ではなく、カバーパネル付きのタッチパネルとしての供給が求められています。パナソニックでは、こうしたニーズに応え、車のコックピットのデザイン性と操作性向上に貢献する車載用「静電容量方式 曲面タッチパネル」を量産します。

■車載用「静電容量方式 曲面タッチパネル」の特長
1. 樹脂製カバーパネルと高感度フィルムセンサ一体型の曲面タッチパネルで、コックピットのデザイン性向上に貢献
入力スイッチ類を簡単に実装できる穴あき成形を施し、お客様の設計の簡素化に貢献
2. 高感度フィルムセンサにより、手袋での操作やマルチタッチに対応。操作性向上に貢献
3. 車載向けに適した高い視認性と信頼性を実現

■用途
・カーナビゲーションシステム、ディスプレイオーディオなどの表示画面
・自動車のコックピット、センターコンソール、インストルメントパネルなどの表示画面