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日本ローカルネットワーク協同組合連合会 第21回通常総会
 日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会(加藤浩幸会長)は6月21日、ホテル阪急インターナショナルにおいて第21回通常総会を開催し、平成26年度事業報告、同収支決算報告ならびに剰余金処分案、同27年度事業計画、同収支予算、借入金残高の最高限度額設定などを原案どおり承認した。
 
 加藤浩幸会長は冒頭、「本日総会で役員の改選がございます、1任期2年、皆様本当にお疲れ様でございました。改めて新しい体制のなかで27年度を迎えることができればいいなと思います。この1任期2年を振り返りますと、一番大きかったのは25周年の式典です。担当地域の皆様には本当にお世話になりました。改めて四半世紀25年の重みを感じます。改めてこれから先、新しく変わる「新化」、そして一歩前へ進む「進化」、そして現行からもっと深堀りする「深化」、この3つの「シンカ」をもってこれから進んでいかなければいけないと思います。今これだけ経営環境が厳しく変化するときでございますので、周りの環境に適応し、一歩でも二歩でも前に進んで、その体制をしっかり作っていかなければいけないと思いますので、皆様の貴重なご意見いただきたいと思います。これから議案の審議に入ります。何事もなく終わると残念ですから、記憶、記録に残る荒れた総会にしていただきたい」と挨拶。
 
 また、任期満了に伴い役員の改選が行われ、加藤浩幸会長(JL浜松)の再選をはじめ、金築勇次(JL阪神)、迫慎二(JL広島)、高野徹(JL旭川)を副会長に選任、専務理事に堂ノ口一男氏(員外)、その他理事として円谷義広(JL郡山)、小倉邦義(JL西茨城)、山内秀夫(JL首都圏)、山崎秀克(JL三河)、山田茂美(JLイースト大阪)、三浦政人(JL大分)の各氏、監事に中山宏(JL群馬)、堀秀夫(JL東神戸)、藤原弘朗(員外)の各氏が就任した。
 
 新役員を代表して、再選を果たした加藤会長は、「引き続き今期も会長職をおおせつかることになりました。相変わらず目まぐるしく変わる経営環境の中で、我々の組織だからこそできることも当然やっていただき、組合員、会員のために、業界のために、あるいは日本の為にという視点をもって27年度進めていかなければいけないと思っております。事業だけにとどまらず、社会貢献の意味でも色んな形で業界飛び越えて日本、あるいは世界も含めて、前を向いてともに進めていきたいという思いでございます。冒頭の通り、3つの意味での「シンカ」をもって27年度も進めてまいりたいと思います。25周年は終わりましたが、30周年、40周年、その先を見据えて共に頑張って参りましょう」と述べた。

 来賓からも祝辞があり、国土交通省審議官の宮城直樹氏は、トラック準中型免許制度の導入による若い労働力の確保、女性ドライバーの雇用促進、労働省と国交省による適正な労働時間構築など当面の課題について述べ、引き続き輸送の安全についても協力を求めた。