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マツダ、新型「マツダ ロードスター」をついに正式発売
マツダは、4代目となる新型『マツダ ロードスター』を、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系販売店を通じて5月21日(木)より発売することを発表しました。
 
新型「ロードスター」は、「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」*1とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を採用した新世代商品の第6弾となるモデルです。人がクルマを楽しむ感覚の深化に徹底的に取組み、「人馬一体」の楽しさを追究した、後輪駆動(FR)の2シーターライトウェイトオープンスポーツカーです。

誰もが一瞬で心ときめくデザインを目指して、短く低いフロントオーバーハングと、人を中心に配置したコンパクトなキャビンとでつくり出した、乗る人の姿が引き立つプロポーションと、路面に張りつくような安定感と敏捷さをイメージさせる、低くワイドな台形フォルムを実現したとしています。ボディパネルがドアトリム上部まで回り込んで、クルマの内と外の境界を感じさせない、開放感のあるインテリアデザインとのことです。

見晴らしがよく、周囲の状況や車の挙動を掴みやすい視界を実現したとしています。新開発のネット素材とウレタンパッドを組み合わせることで、着座した瞬間に体を包み込み、走行中のホールド性を大幅に向上させた新構造「S-fit構造」シートを採用しています。新開発の直噴1.5Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」をフロントミッドシップに搭載し、前後重量配分を50:50としています。6速直結とし、構造をシンプル化・小型化して軽量化を図った、新開発のFR用の6速マニュアルトランスミッション「SKYACTIV-MT」では、軽い操作感、シフト操作中の吸い込み感、節度感を実現したとのことです。6速オートマチックトランスミッションでは、スリップ・ロックアップ領域の拡大によるダイレクト感の向上とともに、ブリッピング機能*3やドライブセレクション*4の追加などスポーティで力強い走りを実現しています。マツダ初のデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリングシステムを採用し、剛性感の高い操舵特性と路面からのダイレクトなフィードバックを実現そうです。

ボディには、アルミや高張力鋼板、超高張力鋼板の使用比率を71%に高め(前モデル58%)、さらに剛性を確保しながら軽量な構造を追求するなどして、先代モデル比100kg以上*2となる大幅な軽量化(車両重量990kg〜1,060kg)を実現しています。

コックピットは、優れた視界、操作性の優れた機器配置、ドライバーに対して正対するペダルレイアウトなど、スポーツカーとして理想的なドライビングポジションを実現しています。

幌は、軽い操作で簡単に開閉でき、耐候性にも優れた構造を採用。使い勝手の良さを考えた室内小物入れや脱着式ドリンクホルダー、飛行機内に持ち込み可能なサイズのキャリーバッグを2つ積めるトランクなど、2シーターのスポーツカーでありながら、利便性が高く、毎日の生活に新鮮な刺激をもたらす車であることにこだわりました。

マツダの小飼雅道社長兼CEOは、新型ロードスターの発売に際し、次のように述べています。「1989年に発売した『ユーノスロードスター(初代ロードスター)』には、現在、マツダブランドの象徴となっている『人馬一体』の走る楽しさがあり、オープン走行の爽快さ、手頃な価格などを含めて高く評価され、四半世紀を越えて愛されてきました。初代ロードスターの当時のカタログには『だれもが、しあわせになる。』というメッセージがあり、これは、ロードスターのみならず、マツダブランドの進むべき方向を言い当てていたと強く感じています。現在、マツダは、お客様とのさまざまな接点で、お客様の人生をより豊かにし、ずっと寄り添い、走る歓びと笑顔をお届けすることで、お客様との間に特別な絆を持ち、選ばれ続けるオンリーワンのブランドになることを目指しています。新型ロードスターを通して、さらに多くのお客様に走る歓びと笑顔をお届けし、マツダのさらなるブランド価値向上につなげていきます」。

○メーカー希望小売価格 2,494,800円〜(消費税込み)
○販売計画台数 500台/月