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日産、「エクストレイル ハイブリッド」を発売 |
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日産自動車は4月7日、「エクストレイル ハイブリッド」を5月13日より全国一斉に発売すると発表しました。 今回追加する「エクストレイル ハイブリッド」では、エクストレイルの高い走行性能と環境性能を両立するハイブリッドエンジンを搭載します。「ハイブリッド全車免税」の達成に加え、排気量2.5リッターガソリンエンジンを超えるパワフルな加速性能や高い静粛性で、快適な走行を実現します。 また、「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」を標準装備とすることで安全性を向上させているとしています。 日産独自のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」は、駆動と発電を1つのモーターで行う、高効率なハイブリッドシステムです。2つあるクラッチの1つでモーターとエンジンを完全に切り離すことで、高速域でのモーター走行や高効率のエネルギー回生を可能にしました。これにより20.6km/L(JC08モード)*1という低燃費を実現、「エクストレイル ハイブリッド」は、全車「平成32年度燃費基準+20%」を達成し、免税措置*2が適用されます。 さらに全グレードで、平成17年排出ガス規制値に対し、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン炭化水素)の排出量を75%低減し、国土交通省より「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」に認定されました。 また、ハイブリッドシステムに合わせて最適化した2リッター「MR20DD」エンジンでは、補機ベルトの廃止や低フリクションオイルシールの採用により基本性能も向上したとのことです。組み合わせるエクストロニックCVTにはガソリン車と同様のステップ変速制御を採用しています。 さらに、本システムでは、素早い充放電が可能なリチウムイオンバッテリーを搭載することで高速で精密なモーター制御によるクラッチ操作を行うことができ、スムーズな発進・変速が可能になりました。また、リチウムイオンバッテリーを採用することで、VDA容量400L以上のラゲッジスペースを実現しています。 動力性能では、モーターアシストおよびトルクコンバーターを持たず機械的にエンジンとモーターのエネルギーを伝達する2クラッチ方式により、レスポンスのよい発進加速を実現。低速から全域にわたり2.5リッターガソリン車をしのぐトルクを発生するそうです。さらに、急勾配でもモーターとエンジン双方の出力を組み合わせます。 加えて、エクストレイルでは初めて、スマートフォン連携機能を採用した「NissanConnectナビゲーションシステム」を搭載します。スマートフォンのアプリケーションをナビ画面へ表示したり、位置情報をナビの目的地に設定したり、メールの送受信を行うことができるそうです。 「エクストレイル ハイブリッド」の主な仕様・装備は以下の通りです。 ●エクステリア 左右フロントドアとバックドアの3か所に装着されたハイブリッド専用エンブレム ●メカニズム・専用装備 日産独自の1モーター2クラッチ、パラレル方式のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」 高出力で素早い充放電が可能なリチウムイオンバッテリー 高性能モーター「RM31」(最高出力:30kW(41PS)、最大トルク160N・m(16.3kgf・m)) ハイブリッド専用エンジン「MR20DD」(最高出力:108kW(147PS)/6000rpm、 最大トルク:207N・m(21.1kgf・m)/4400rpm) 回生協調ブレーキシステム フロア下の空力性能の向上 ハイブリッド専用低転がり抵抗タイヤ メーター内ハイブリッドエネルギー表示、ハイブリッドパワー計 スマートフォン連携機能付NissanConnectナビゲーションシステム*4 スタビライザー(フロント・リヤ) なお、本格的SUVとしてよりワイルドでタフなイメージを強化したグレード「エクストリーマーX」「ブラック エクストリーマーX」にも同様にハイブリッド車を設定しています。 *1:2WD車 *2:エコカー減税:自動車取得税(2017年3月末までの登録車):購入時全額免税、自動車重量税(2017年4月末までの登録車):購入時全額免税(車検1回目も免税) *3:このサービスの利用は4年目以降有料になるとのことです。 *4: メーカーオプション 外観 システム概要 メーター ラゲッジルーム |