自動車ニュース
独コンチ、カーシェア向け仮想キーサービスでベルギー企業と協力 (3/3)
今後の展望: 仮想キーから、パーソナル・モビリティ・マネジャーへ

OTA keys システムは完全にスケーラブルで、いつでも新機能を簡単に取り込むことができるため、新会社の設立は単なるスタート地点にすぎません。たとえば、将来的には仮想キーに車両の個人設定情報を保存できるようになるでしょう。すでに携帯電話とBluetoothによる自動ペアリングが可能になっていますが、この機能を利用して好みのラジオ局、シート設定などの情報を転送すれば、ドライバーが短期間しか使用しないレンタカー内でも家にいるようにくつろぐことができるようになります。コンチネンタルとディーテランの合弁会社が提供するデジタルキーは、他の移動モードで必要な機能も提供します。このように、
OTA keys は、コンチネンタルが成長市場と位置付ける高度道路交通システム分野のさまざまな事業機会の先駆者でもあるのです。