自動車ニュース
事故防止セミナー開催 県交通共済 (2/2)
 上畑氏は、「安全意識高揚に向けた多角的アプローチ」について講演し、だまし絵を使い、交差点で事故が多いのは万全の運転をしていても、人によって視点が違うことを実証した。

 さらにVTRを使い、肝臓で分解されない限り、アルコールは抜けないことを説明するなどし、経営者による従業員の指導の必要性を再度訴えた。 新谷氏の「事故事例から見た予防点検」。

 アルミホイール、スチールホイールの履き替え時の誤組など、これから冬にかけての事故原因の解説。従業員へ運行前点検、徹底の必要性を呼びかけた。

 参加者は「トラックの運転者の飲酒運転防止のため、毎回出発前にチェックをしたいが、本人任せとなるのが実情。幸い、うちは酒を嗜むものが2割と低いが、これからどう管理していくか再度考えるきっかけとなった」と語った。