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スズキ、ジュネーブショーで「iK-2」を発表
スズキは3月3日、第85回ジュネーブ国際モーターショーで、コンパクトカー「iK(アイケイ)-2(ツー)」を世界初公開しました。

3月3日に行われた記者発表会において、鈴木俊宏副社長は「スズキは、次世代軽量プラットフォーム、直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET」、マイルドハイブリッドシステム「SHVS」の3つの環境技術の開発に取り組んでいる。その皮切りが今回発表する2台のコンセプトカーである。これらが示す価値こそが、これからのコンパクトカーに求められる新しい価値である。」と述べました。

スズキによれば、「iK-2」をベースとした量産モデルを2016年初頭に欧州市場に投入する予定とのことです。

「iK-2」は、「Harmonised Force (調和した力)」をコンセプトにしているそうです。デザイン・実用性・快適性・操縦性・走行性・燃費というコンパクトカーに必要とされる要素を高次元で融合させることで、コンパクトカーの価値を極限まで高めたコンパクトカーであるとしています。

水の塊が動き出す時のエネルギー移動をイメージした、流れるような優雅さと、全高を抑え、全幅を広く取ったダイナミックさを併せ持つデザインです。

次世代軽量プラットフォームと1.0L直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET」採用による低燃費かつ力強い走行性能を持つ発表しています。

*"軽量化と基本性能向上を追求した次世代軽量プラットフォーム"
アンダーボディの主要な構造や部品の配置を最適化し、効率よく剛性を高めながら軽量化を図り、燃費・安全性・操縦安定性・静粛性などを向上。
機能部品のモジュール化を図ることで開発効率を高めたプラットフォーム。

*"低燃費と運転する楽しみを両立した、1.0L直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET」"
排気量のダウンサイジングによる燃費性能向上と過給機による出力及びトルク向上を実現。
コンパクトカーならではのサイズや重量に対する高い要求を満たすため、軽量化技術を駆使した、コンパクトで軽量なエンジン。