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NTN、EV・HEV用「グリース潤滑高速深溝玉軸受」を開発 |
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NTN株式会社は3月4日、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)に搭載されるモータ用の「グリース潤滑高速深溝玉軸受」を開発したことを発表しました。 今回開発したEV・HEV用「グリース潤滑高速深溝玉軸受」は、樹脂製保持器について材料の配合を見直し工夫することで高速回転時の遠心力による変形量を最小化するとともに、軌道面への円滑なグリース供給を実現し、保持器と鋼球のしゅう動性向上を図っており、従来品比2倍で業界最速の高速回転に対応するようになりました。 またグリースについても、高速回転の遠心力に耐え得るちょう度(増ちょう剤)と高速でも転走面に潤滑成分を供給できる粘度(基油)を組み合わせ、高速回転時の潤滑不足を解消しました。 EV・HEV用「グリース潤滑高速深溝玉軸受」(左)と新開発の保持器(中央)、従来品の保持器(右) EV用モータの適用部位(例) |