自動車ニュース
27年新春祝賀会開く 兵庫県、神戸市、神商工会ら
兵庫県、神戸市、神戸商工会議所など19団体主催による平成27年新年合同祝賀会が5日、神戸国際展示場で盛大に開かれた。

主催者を代表して、井戸敏三・兵庫県知事は年頭挨拶で「阪神・淡路大震災から20年度の年。忘れない、伝える、備える、活かす、その通りです。今年はもうひとつ戦後70年でもあります。神戸は2度の瓦礫の町から立ち上がった。3度目も乗り越えねばならないかもしれません。震災10年と20年とは全く次元が違います。10年は復旧、復興の計画と延長でした。しかしポスト20年はこれら復旧、復興を礎とした新しい世界を切り拓く年です。種を撒き次の世代へのスタートの年としたい。」と新たな取り組みを示して年頭あいさつ。

また久本喜造・神戸市長も大震災20年の節目に「新しいステージを問われる年」と位置づけ「神戸市政は徹底した経費削減に努めてきたが、ポスト20年は、これを持続しながらも安定した成長軌道に入る年」として「交通要衝の都市として空港、鉄道、道路の基盤整備」を訴えた。また来夏の「神戸サミット開催」にも期待して支援を呼びかけた。

ローデリック・ウォルス(在大阪・神戸オランダ総領事)関西領事団長は、国際都市神戸のさらなるグローバル化に期待して「我々としてもさらに国際交流をあと押ししたい」と述べ、祝辞とした。

威勢のいい鏡開きの後、大橋忠晴・神戸商工会議所会頭の乾杯発生で開宴となった。