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トヨタ、米国際自動車ショーに「LEXUS GS F」出展
トヨタは、1月12日から米国・デトロイトで開催される北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)に、新たなFモデルとなるスポーツセダン「GS F」を出展する。2014年にデビューしたスポーツクーペRC Fに続き、FモデルのラインアップにGS Fを加えることで、LEXUSのスポーツイメージを強化することを目指す。

GS Fは、GSをベースにしており、クルマの心臓部にあたるパワートレーンには、V型8気筒5.0L自然吸気エンジンを採用。トランスミッションの8-Speed SPDS(8-Speed Sport Direct Shift)は、Mポジション選択時に最短0.1秒での変速を可能とし、本格的なスポーツドライビングを楽しめる優れたレスポンスを実現している。

また、RC Fと同様に駆動力制御システムTVD(Torque Vectoring Differential)を採用し、コーナリング時に後輪左右の駆動力を最適に電子制御し、理想的な車両挙動を実現する。TVDには3つのモードが設定され、「STANDARD」は俊敏さと安定性の最適なバランスを維持、「SLALOM」はステアリングレスポンスを重視、そして「CIRCUIT」は高速サーキットでの安定性を重視している。

 サスペンションを専用設計とし、スポーツドライビング時の路面に吸い付くような高い操縦安定性と、一般道での快適な乗り心地を両立している。GS Fは、街中や高速道路での安定感を実感する内に、峠道やサーキット走行も味わってみたいと、ドライバーに思わせるようなクルマとなっている。