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兵タ協 タクシー乗務員接客コンテストを開催 |
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兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)は10月9日、神戸市中央区の生田神社会館で8回目となる「タクシー乗務員接客コンテスト」を開催した。今年は神戸・姫路の両予選会を勝ち抜いた14名の乗務員が出場、日頃の腕を競った。 最優秀賞(兵庫県知事賞・神戸運輸監理部長賞)には中尾利宏氏(阪神タクシー、43歳、乗務歴1年3カ月)が輝き。優秀賞(ひょうごツーリズム協会理事長賞)は、植田幸成氏(阪急タクシー、39歳、同1年1カ月)、大下義典(阪神タクシー、51歳、同12年5カ月)の両氏が、また特別賞(兵庫県タクシー協会長賞)に山田大輔(国際興業大阪神戸支店、同10ヶ月)、加藤幸一(かもめタクシー、45歳、同4年9カ月)、大東弘政(西神交通、49歳、2カ月)の3氏がそれぞれ受賞、審査委員の小林久詩・兵庫陸運部長、藤井英映・兵庫県産業労働部観光監、中井弘慈・ひょうごツーリズム協会専務理事らから各賞が手渡された。 中尾氏は「最高の栄誉。自分も公共交通機関の歯車のひとつとなっていきたい」と喜びの弁。 コンテスト開始にあたり、吉川会長は「8回目を迎えたが、継続することが大事。タクシーは会話なくして成り立たない。そこが接客である」と接客コンテストの意義を訴えた。 小林久詩部長は来賓あいさつで「タクシーはサービス業の色合いが濃い。コンテストの成果を利用者に提案して頂き、兵庫県下の(タクシーサービスの)グレードアップに更に努めてほしい」と業界全体のレベルアップに期待を込めた。 大会は、(1)自己紹介(身だしなみ、話し方等)(2)ロールプレイングで内容は、利用者は高齢者、車イス利用者、視覚障害者、酔っ払いサラリーマン、料金に不服等を設定、行き先確認、料金収受の正確性、降車時の対応など全体の接遇を審査した。 講評で幡井政子審査委員長(兵庫県消費者団体連絡協議会会長)は「回を重ねレベルアップ、すばらしい。僅差で採点の基準は笑顔だった。残念なのは女性乗務員が居なかった事。次は挑戦してほしい」と結んだ。 |