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いすゞ、バスシリーズを改良し発売
いすゞ自動車は、大型観光バス『ガーラ』を改良し、更なる先進安全機能強化と燃費向上を図り、4月1日より全国一斉に発売する。

強化された安全機能としては、標準装備の衝突被害軽減ブレーキに、先行車への衝突回避支援機能を追加。停止障害物や対向障害物に対しての衝突被害軽減機能に加え、渋滞中などの低速先行車両に対して衝突回避を支援する機能を新たに追加した。
また、新規安全装置として、車線逸脱警報およびドライバーモニターを標準採用。車線逸脱警報は、室内搭載のカメラで車線に対する車両位置を検出し、車線を逸脱すると警報音と表示で警告する。ドライバーモニターは、画像センサを用いて常にドライバーの顔向き・目の開閉状態を検知して前方不注意を警報する。先行車がいる状態では、衝突被害軽減ブレーキの警報・作動タイミングを早期化し、システム連携により更なる安全性向上を図る。この装置は、2014年11月から適用される「衝突被害軽減ブレーキの新基準」、2015年8月から適用される「車線逸脱警報装置の新基準」に適合したシステムとなっている。

燃費面では、エンジン制御の改良により燃費向上させている。既に平成27年度燃費基準値+10%を達成済みの低馬力(360PS)車に加え、高馬力(450PS)車においても平成27年度燃費基準値+10%を達成。これにより平成21年基準低排出ガス車認定と合わせて『ガーラ』の全長12m車は全て現行エコカー減税において、新車購入時の自動車取得税および自動車重量税が免税となる。

目標販売台数は年間400台を予定。