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日産、中国で新型「エクストレイル」を発表
日産自動車は25日、中国で新型「エクストレイル」を発表した。グローバルに広く販売するモデル「エクストレイル」は、中国で成長を続けるSUVセグメントをリードすると期待されている。新型「エクストレイル」は、東風日産乗用車公司(DFL-PV)より3月末に発売予定。

新型「エクストレイル」のエクステリアは、力強く、エネルギッシュなデザインが魅力溢れ、社会的な成功を求めて挑戦を続ける人たち、そして家族と過ごす時間を大切にする人たちなど、幅広い顧客の心をつかむクルマだという。このような顧客は、実用的でありながらスタイリッシュで、市街地や郊外など、あらゆるシーンで素晴らしい走行性能を発揮するクルマを求めているという。

新型「エクストレイル」のインテリアは、広々として使い勝手が良く、大容量コンソールボックスや、荷物や乗員に合わせて何通りにも空間を仕切ることができるフレキシブルなシートレイアウトを特長としている。また、NASAから着想を得たスパイナルサポートシートの他、アクティブトレースコントロールや、ヒルスタートアシスト、アドバンスドヒルディセントコントロール、ヨーモーメントコントロールを搭載したオールモード4X4-iシステムなどを搭載している。
また、世界初採用となるアクティブライドコントロールをはじめ、アクティブエンジンブレーキ、コーナリングスタビリティアシストなど数多くの先進技術も搭載し、ドライバーおよび乗員の快適性を向上。さらに、インテリジェントパーキングアシスト付のアラウンドビューモニターを搭載し、さまざまな運転シーンにおいてドライバーが周囲を認識し易いようサポートするための安全装備も充実させている。
新型「エクストレイル」は、ルノー・日産アライアンスが開発のシナジーと効率性を追求する戦略の一環として共同開発した、新しいコモン・モジュール・ファミリーをベースに設計している。エクストレイルとして、昨年の秋にフランクフルトモーターショーで世界初公開した同モデルは、米国においてはローグとして日産車の中で2番目に販売台数の多いブランドで、今後世界190ヶ国で発売する予定だ。

中国は、日産の最大の市場であり、グローバルにおける販売台数全体の4分の1を占める。昨年の日産の中国での販売台数は、前年比17.2%増の127万台だった。日産は、新型「エクストレイル」の発表に合わせ、乗用車、小型商用車、輸入車を含む2014年の年間販売台数目標を140万台以上とする発表も行いった。