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新成人、4人に1人がマイカー所有  ソニー損保

 ソニー損害保険が1月9日に好評した、新成人対象のカーライフ意識調査結果によると、運転免許保有者のマイカー所有率は24.5%だった。
 調査は2013年11月28日から12月9日までの12日間、1993年4月2日から94年4月1日までの間に生まれた男女各500人計1000人から、免許の保有状況や車に対する興味などを聞いた。
 運転免許の保有率は男性61.8%、女性51.6%で、居住地域別では都市部42.2%、地方60.7%と、過去の調査結果を同様の傾向を示した。運転免許保有者567人にバイクを除く車の所有状況を聞いたところ、「自分の車がある」は21.5%、「自分の車も家族と共用の車もある」は3.0%で、合わせるとマイカーの所有率は4人に1人の割合となった。
 全回答者に「若者の車離れ」と呼ばれる状況について聞いたところ、34.6%が「自分自身のことに当てはまる」と回答。「当てはまらない」36.9%、「どちらとも言えない」28.5%だった。
 車に乗る必要性については、「車は必要」と考える人が51.7%で、「車に乗る必要性を感じない」という人を上回ったものの、66.9%の人が「車を所有する経済的な余裕がない」と答えた。
 自動車メーカー以外で若者向けの車を作ってくれそうな企業を質問したところ、「アップル」が38.6%でトップ。次いで、「グーグル」28.0%、「ソニー」27.0%、「ディズニー」23.2%、「任天堂」17.5%、「アディダス」14.3%の順だった。
 「カーライフに1か月いくらまで掛けられるか」の問いでは、「1円〜5000円」が24.0%、「5001円〜1万円」は25.0%で、全体の6割が「月に1万円以内」と回答。平均額は1万5870円と、昨年に新成人よりも約3000円低くなった。
 車を購入する可能性がある運転免許保有者と取得予定者726人の欲しい車は、キューブ(日産)が5年連続トップ。2位BMW、3位プリウス(トヨタ)、4位マーチ(日産)、5位ノート(日産)とコンパクトカーの人気が高かった。