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セレナをビッグマイナーチェンジ  日産

 日産自動車は12月25日から、「セレナ」をビッグマイナーチェンジして発売を開始した。先進安全装備を標準化するとともに、S-HYBRIDの燃費を向上させてさらなる低燃費を実現した。
 衝突回避を支援する「エマージェンシーブレーキ」と「LDW(車線逸脱警報)」を「20S」を除く全グレードに標準装備。「MOD〔移動物 検知〕」機能を追加した「アラウンドビューモニター」や「踏み間違い衝突防止アシスト」、「ふらつき警報」を「アドバンスドセーフティ パッケージ」として設定した先進安全装備により、駐車場から高速道路まで幅広い運転シーンで安全・安心をサポートできるようにした。
 エクステリアデザインは、フロントからリヤまでデザインを一新。全車、立体的で存在感のあるフロントグリルと、二段構えのヘッドランプを採用したほか、フードやフェンダー、バンパーのデザインも一新した。
 「ハイウェイスター」は、さらにサイドシルプロテクターやアルミホイール、LEDリヤコンビネーションランプも変更し、高級感かつ迫力のあるダイナミックなデザインに大きく進化させた。「20G」「20X」「20S」も新しいフロントデザインにより、「セレナ」らしいエレガントさと上質感をさらに高めました。
 ボディカラーは、「色選びをもっと楽しみたい」という女性の声に応え、暖色系カラー2色を含む5色の新色を追加して全9色を用意した。
 さらに、快適性や使い勝手をより向上させるため、フロントドアのスーパーUVカット断熱グリーンガラスの採用をはじめ、フロントウィンドウに開放感と防眩を両立するトップシェード、3列目シートにパーソナルテーブルなどの多くの装備を加えた。