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マツダは11月8日から、軽自動車「フレアワゴン」をベースにしたスロープ式車いす移動車の発売を開始した。
ベース車の広い室内空間、使いやすさ、安全・環境性能を生かしながら、車いすスペースを確保し、スムーズに乗り降りも可能な福祉車両。ゆとりある頭上や足元・後方空間を備え、車いすスペース折り畳み式リアシートにより、4人乗車時でもベース車同等の後席スペースを維持した。
ワンアクションで簡単に開閉できるテールゲート一体型スロープも採用。簡単に準備ができるため、介助者の負担を軽減するとともに、段差のない1枚スロープを用いることで、車いすでの乗り降りの際の振動も軽減した。
車いすでの乗り降りをアシストする電動ウインチとワイヤレスリモコンを全車に標準装備。電動ウインチはベルトを素早く引き出せるフリーモード付とした。
車いす乗員用の3点式シートベルトと最適位置にレイアウトした手すりも標準装備。固定ベルトは最適角度で車いすをしっかり4点固定し、走行時の安定感を実現した。ゆるやかな4度の乗車姿勢角（車いすの傾き）を可能にするフロア形状とし、安心感のある乗車姿勢を保てる。
シルキーシルバーメタリックとパールホワイトの2色で、価格はリアシートなしが158万7000円、リアシート付は162万2000円。
