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ヤマハ発動機11月１日から、三輪の電動アシスト自転車「PAS」と脱着可能リヤカーを組み合わせた専用設計の配送業務専用モデル「PAS GEAR CARGO（パスギアカーゴ）」を法人向けに発売する。
環境意識の高い配送事業者の業務をサポートし、都市部での交通渋滞軽減や低炭素社会の実現に貢献することを目的に開発。独自の車体開発技術を生かし、企画から設計・開発までの新たに行い、重荷重配送にも対応できる仕様にした。
主な特長は、電動アシスト自転車業界で初めて三輪車と脱着式専用リヤカーの連結方式を採用。脱着式専用リヤカーは簡単な操作で車体から取り外せ、そのまま台車として使用できる。
リヤキャリヤ20kg、脱着式専用リヤカー100kg、フロントバスケット3kgの計123kgの荷物の積載が可能で、リヤカー連結方式により、三輪自転車同様の安定走行と容易な取りまわしを実現した。
また、車体がスイングすることでコーナーでもスムーズに走行できるほか、三輪車の両後輪には大型フィン付ローラーブレーキを装備し、安定した制動力を備える。
ヤマハ発動機によると、すでにヤマト運輸での採用が決定しており、販売台数は年間500台を見込んでいる。
