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日産自動車は10月10日、超小型電気自動車「ニューモビリティコンセプト」によるワンウェイ型カーシェアリング「チョイモビヨコハマ」の出発式を行った。
借りた地点以外の場所でも返却できるワンウェイ型カーシェアリングで、超小型EVを使ったのは国内初。都市部における新しいモビリティの可能性を探るプロクラムとして、横浜市と協働で実施する。
横浜美術館前の「美術の広場」で行われた出発式には、林文子・横浜市長、国土交通省の内田傑・関東運輸局次長、日立製作所の栗原和浩・執行役常務、日産自動車の大谷俊明常務執行役員が出席。約150人の来賓が見守る中、30台の「ニューモビリティコンセプト」が一斉に横浜の街に出発した。
「チョイモビヨコハマ」は9月25日から利用希望者の会員登録手続きを開始。11日から利用できる。実施期間は約1年で、台数は30台からスタートし、100台まで増やす予定。
日産自動車の大谷俊明常務は「日産自動車のEV、ゼロ・エミッションへの取り組みと、
横浜市や多く関係者の方々の想いが一つとなり、日本初の超小型EVによる大規模カーシェアリングが実現したことを大変嬉しく思う。日産自動車のグローバル本社のあるこの横浜から、未来のモビリティのあり方を世界に提案していきたい」と抱負を述べた。