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日本ユニシスは8月1日、鹿児島県薩摩川内市が「甑島（こしきしま）電気自動車レンタカー導入実証事業」を開始したと発表した。
甑島の持続可能な環境保護と観光振興を両立したエコアイランド化を目的に、EV3台を公用車として導入。休日や観光シーズンはレンタカーとして観光客、市民らに島内のレンタカー事業者が貸し出す。
これにより、甑島観光の島内交通を充実化し、観光客の利便性向上に加え、行動範囲が拡大することによる経済振興を目指す。実証事業に伴って2基の充電スタンドを設置。実証事業と同時期に実施する「甑島超小型モビリティ導入実証事業」でも活用し、充電スタンドの利用データなどを市内での充電インフラ整備に生かす計画。
日本ユニシスは実証事業に当たり、全国の地方自治体や高速道路のサービスエリア、パーキングエリア、商業施設などでサービスを展開している、EV・プラグイン ハイブリッド車向け充電インフラシステムサービス「smart oasis（スマートオアシス）」を提供。充電スタンドの利用者認証と利用履歴管理に役立てるほか、充電スタンドの位置情報や空き情報、メンテナンス情報も提供する。