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トヨタ自動車と茨城県つくば市は7月24日から、「つくばモビリティロボット実験特区」で、立ち乗り型パーソナル移動支援ロボット「Winglet（ウィングレット）」の公道での実証実験をスタートさせた。
ウィングレッドは「安心して自由に移動を楽しめる社会の実現」に貢献することを目的にトヨタが開発を進めているもの。誰もが快適に使うことができて行動範囲の拡大につながる優れた使用性を、生活空間で使いやすいコンパクトなサイズで実現した次世代のモビリティ。
実証実験では、将来的にウィングレッドを公道（歩道）で使用することを想定し、「安全性」「実用性」「利便性」を検証することを狙いに、2013年度から3年間の計画で実施。13年度は「安全性」の検証に重点を置き、産業技術総合研究所（産総研）やつくば市の職員らが通勤、勤務時の外出時に利用することで、走行安全性、歩行者と交通との親和性を評価する。14年度以降は、需要見込みや市民の移動支援、地域の活性化、環境改善への貢献度などの「実用性」「利便性」について確かめる予定。
