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子供の成長に対応したジュニアシート タカタ

 自動車用安全システム専用メーカーのタカタ(東京都港区)は4月末から、ハイスペックジュニアシート「takata312-ifix junior」の発売を開始した。
 3歳から12歳頃(体重15〜36kg)まで使用可能で、頭部、肩部、腰部を保護するサイドガードを設け、直接衝撃が伝わる危険性の高い側面衝突に対応した。同社によると、車に直接固定できるジュニアシートとしては、国内初。
 従来の商品は、車の座席に置いてジュニアシートと子供をシートベルトで拘束。座っていない時は座席からすべり落ちたり、座っている場合でもぐらついたりすることがあった。
 これに対し、「takata312-ifix junior」はシートに内蔵されたコネクターを車のISOバーに接続して固定。シートがぐらつくことがなく、子どもが快適に乗車できる。固定が完了すると、インジケータの色が赤から緑に変わるようにして分かりやすくした。
 カラーはブラック/レッド、ネイビー/ブルーの2色で、価格は2万6250円。全国の主要ベビー用品店や量販店、カー用品店で扱う。