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インドネシアに生産拠点 ダイハツ

 ダイハツ工業は4月22日、インドネシア共和国の現地法人アストラ・ダイハツ・モーター社が西ジャワ州カラワン・スルヤチプタ工業団地に建設を進めていた「カラワン・アッセンブリー・プラント」の開所式を開いたと発表した。
 同国が検討しているLCGC(ローコストグリーンカー)政策向けモデル「ダイハツ・アイラ」と「トヨタ・アギア」を生産。両車種の現地調達率拡大や現地デザイナーの起用といった現地化を進める。また、インドネシア初のR&D機能を有するテストコースを開設する。
 プレス・ボデー・塗装・組立ラインから成る新工場の生産能力は年間12万台で、すでに「ダイハツ・セニア」「トヨタ・アバンザ」を生産している。
 ダイハツ工業では「インドネシア経済は内需中心に成長を続けており、自動車市場も大きく伸長していることから、新工場を含めた生産・開発基盤強化を通じ、今後の自動車需要の増加に対応していく」としている。