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EV・PHEV向けに普通充電設備 パナソニック

 パナソニックは3月1日、EVとPHEV普通充電用設備「EV・PHEV充電用チャージコントロールボックス」を3月21日から発売すると発表した。
 EVとPHEVの普及に伴い、複数台の充電が必要なビルやマンションでは設備導入や維持管理にかかるコスト、契約電力による制限、電気料金などの負担など、充電用コンセントの増設だけでは対応できない課題解決が求められている。そのため、充電タイミング制御方式により、電力を均等配分することで集中を抑制し、電力負荷を最適化した。
 具体的には、施設ごとの契約電力・幹線容量の上限値を超えないようにタイミングをずらしながら複数台の充電が可能になった。EVコンセントからELSEEVまで、EV・PHEV用充電設備との接続に対応。EV・PHEVが接続される各回路を制御し、主幹容量がオーバーしない範囲で同時充電数を調節する。また、各回路の電流値を一定間隔で監視し、車両ごとに充電の必要の有無を自動検知。主幹および分岐の電流量や空き容量も各回路の電力量を計測し、自動調整できるようにした。